石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ
化け猫や妖怪、想像上の生き物を、日本画を想起させる流麗な筆致で描きだす絵描き・石黒亜矢子さん。
石黒さんの描く生き物たちは色彩豊かに美しく愛らしく、ユーモアたっぷりで、ときにちょっぴり不気味
な表情をたたえて瞬く間に私たちを異世界へと誘います。
本展では、画業最初期の妖怪絵をはじめ、『いもうとかいぎ』『えとえとがっせん』『ねこまたごよみ』
などの絵本原画を中心に、本展のために描き下ろされた新作を含む約300点を展示。ぬいぐるみ作家・今
井昌代さんとの特別展示や、雅太郎玩具店による『いもうとかいぎ』がモチーフの人形たちにも注目です。
石黒さんの描く魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するあやかしの世界をお
楽しみください。
◎ 石黒 亜矢子(いしぐろ あやこ)プロフィール
1973年、千葉県生まれ。絵本作家・絵描き。
化け物や妖怪などを主題に国内外で個展を開催。絵本作品に『ばけねこぞろぞろ』(あかね書房)、『い
もうとかいぎ』(ビリケン出版)、『えとえとがっせん』(WAVE出版)ほか。光玄社より画集『石黒亜
矢子作品集』『石黒亜矢子作品集其の弐』を出版。『豆腐小僧双六道中』京極夏彦/著(講談社)、『現代
版 絵本御伽草子付喪神』町田康/著(講談社)などの挿絵・装画も手がけ、最新作に絵本『もののけ
diary』京極夏彦/著(岩崎書店)がある。そのほか企業とのコラボレーション作品を発表するなど活動は
多岐にわたる。愛猫家としても知られ、猫を溺愛しつつ爬虫類にも夢中。
★ 会 期 2025年2月22日(土)~6月1日(日)
休館日 火曜日(4/29(火・祝)、5/6(火・振休)は開館)
開館時間 9:00~17:00(最終入場 16:30)
★ 会 場 平田本陣記念館
★ 主 催 公益財団法人出雲市芸術文化振興財団、出雲市、出雲市教育委員会、朝日新聞社
特別協力 玄光社
協 力 あかね書房、岩崎書店、WAVE出版、URESICA、偕成社、好学社、BL出版、ビリケン出版、ポプラ社
企 画 世田谷文学館
★ 入 場 料 一般 800円
※障がい者手帳、戦傷病者手帳をお持ちの方とその介助者1名は半額
※高校生以下無料
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「石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ」公式サイト
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