出雲オペラ2021【歌劇・カヴァレリア・ルスティカーナ】に出演しました!

2021年3月7日『出雲の春音楽祭2021』に出雲フィルハーモニーフェスティバルオーケストラ・出雲フィルハーモニーオペラ合唱団として出演させていただきました。

演目は、ピエトロ・マスカーニ作曲の歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》です。このオペラの間奏曲はあまりにも有名で、馴染み深い名曲として知られています。今回は、マスカーニが当初描いていた直筆譜面が発見されたのを機に、中井芸術監督が研究題材として取り組まれ、オーケストラ用の譜面に書き起こしたものが演奏されました。いわゆるマスカーニのオリジナル稿の世界初演という、注目に値する価値のある公演となりました。

 オリジナル稿を再現すると簡単に言っても大変な苦労があったことと思います。一つには、「調性」の変更です。半音でも調性が違ってくると音楽の景色が違ってきます…。その様子は聴き比べないと分かりにくいのですが、12月のプレ公演では実演してくださったので、はっきりと理解できたところです。演奏者にとっては、とても大きな影響が出てくるものと思われます。

 本番の演奏は、演じるキャストの皆さんのスケールの大きな発声や満身の演技に、目が離せず感動の連続でした。
出雲フィルハーモニーフェスティバルオーケストラ・出雲フィルハーモニーオペラ合唱団もコロナ禍の影響で十分な練習は積めませんでしたが、ベストを尽くしました。

これらを率いた指揮者の中井芸術監督は、譜面起こしの段階から本番に向けての長期にわたる期間を、身を粉にしながらオペラ公演を成功に導いていただきました。

これからも、地域密着型オペラとして市民が作り上げるオペラの魅力を、たくさんの方々にお伝えできるよう、精進してまいりたいと思います。

カヴァレリア・ルスティカーナ

出雲オペラ2021【歌劇・カヴァレリア・ルスティカーナ】に向けて

2021年1月14日【作曲家・平野一郎 ココロにふれる音楽講座】
出雲市民会館にて開催

作曲家平野一郎氏を迎え、オペラに関する特別講座が先般開催されました。
平野氏といえば、「出雲の春音楽祭・連作交響神樂」の作曲家です。
これまでに、第1番から第5番までがご当地出雲で初演されています。
残すところ「間奏曲」と第6番「国譲」が、この出雲の地で初演の予定です。

その作曲家平野氏にオペラについての特別講演をしていただきました。
また、3月公演の「出雲の春音楽祭2021」は、オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の作曲者、マスカーニの初版譜が発見され、中井芸術監督が研究中のオリジナル譜を世界初演する予定です。
そうした中で、平野氏も丁度5幕からなるオペラを作曲中ということもあり、オペラについてもう一度原点に戻り、学び直しを試みる講座となりました。

今回は、前編として、オペラがどの様にして始まったのかを当時の楽譜や音源、映像を通して懇切丁寧に講義をしていただきました。
オペラの起源は、16世紀最末期のフィレンツェで誕生した音楽劇と言われています。人類最初のオペラが誕生したのち、バロックの時代になるとオペラはローマやヴェネチアでも盛んに上演されるようになります。この時代を代表する作曲家がクラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)であり、オペラの基礎を築く重要な役割を果たしたことを平野氏は資料を駆使しながら説明していただきました。

時代の経過とともに移り変わる、オペラの歴史的を身近な題材を例にお話ししてくださり、3月のオペラ公演が益々楽しみになる内容でした。

 

平野先生前編

平野先生写真

2020年12月20日【出雲オペラ2021トーク&プレコンサート】
ビッグハート出雲にて開催

2021年3月7日に公演が計画されている「出雲オペラ」のプレ・コンサートがビッグハート出雲にて開催されました。
本公演では、マスカーニ作曲、歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》を上演いたしますが、現在上演されているマスカーニの歌劇は、のちの演奏家たちによって短縮されたり調性が変更されるなど、マスカーニが描いた構想とは違ってきていることがわかってきました。

その状況に注目して研究されているのが、本アカデミーの“中井章徳”芸術監督です。その研究の成果として、マスカーニの描いたオリジナル稿が上演されることになりました。

プレ・コンサートは、主役を演じるソプラノの“板波利加”氏とバリトンの“蓮井求道”氏によって一場面を抽出した形で演じていただきました。

また、Jr.フィル・ジュニアコーラスの皆さんも聖歌隊として参加させていただきました。

トークの場面では現在上演されているアレンジ版とマスカーニの描いたオリジナル版の違いをなどの解説、また板波氏と蓮井氏両氏による、ウィズ・コロナ時代の音楽のあり方など多岐に及びました。
音楽、オペラを通して改めて生きることを考える機会となり、これからの時代について考える良い機会となりました。

3月7日の本公演が益々楽しみになるプレコンサートでした。

 

 

 

プレコンサート

プレコンサート全体

プレコンサート受講生

2019年10月6日 出雲芸術アカデミーにて
【二人の芸術監督による対談】
地域密着型オペラ~文化芸術立国への道程

  
2021年3月へ向けて、いよいよ出雲オペラ公演が始動しました。

本格的なオペラ公演「椿姫」から10年、これまではミニオペラを継続しながら公演を続けてまいりましたが、やはり本格的なオペラを鑑賞したいという期待が過去の公演アンケートからも読みとれ、主催者側としても士気向上のためにも実施しようとの声があがりはじめ、出雲オペラ公演が実現することになりました。
公演に向けて、北九州シティオペラの芸術監督“蓮井求道”氏をお迎えし研究講座や核になることの打合せを行いました。
※2019年3月、出雲芸術アカデミーを運営している公益財団法人 出雲市芸術文化振興財団とNPO法人北九州シティオペラは提携を結びました。
この日は二人の芸術監督による対談、蓮井先生によるワンポイントレッスンも行われました。

2021年に向けて出雲オペラは動き出しています!

 

 

 

 

 

 

 

蓮井先生蓮井先生

出雲の春音楽祭・出雲オペラ これまでの歩み

2007年「カルメン」、2010年「椿姫」のオペラ公演を機に立ち上がった「出雲オペラ」。
その後も数々の出雲オペラに出演してきました。

2017年からは出雲の春音楽祭で上演しています。
今までの出演をご紹介します!

出雲の春音楽祭2017

出雲の春音楽祭2017『カルメン』『椿姫』以来、みなさまから長らくリクエストいただき続けていた、出雲オペラ。

『カヴァレリア・ルスティカーナ』で久々の公演。
オーディションによって選ばれたソリスト5名と公募による出雲の春フェスティバル合唱団がマスカーニの名作をイタリア語で披露いたしました。

  • 出演:出雲の春フェスティバル合唱団

 

 

出雲の春音楽祭2018

モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》。
ソプラノ歌手・柳くるみ氏と、豊かな表現力と演技力を持つバリトン歌手・山本忠寿氏をゲストに出雲の春音楽祭2018迎え、個性豊かな5名の地元キャストと共にお届けしました!

  • 出演:出雲Jr.フィル・ジュニアコーラス 出雲フィルハーモニーアクティングクワイア

 

 

 

 

出雲の春音楽祭2019 出雲の春音楽2019

 伝説の響き〜ルーツを辿る愛の音詩

 出雲オペラ「愛の妙薬」(ドニゼッティ作曲)〜トリスタンとイゾルデを読んで〜
ピアノによるハイライト公演(原語上演/日本語字幕付)

  • 出演:出雲オペラ・アクティングクワイア

※オーディションによって選ばれたキャストと、公募によって集ったフェスティバル合唱団による、ワークショップ形式の市民参加型オペラ。ドニゼッティの音楽に、出雲の伝統文化が加わった〈出雲版「愛の妙薬」〉を、演出家・唐谷裕子氏による新演出でお届けしました!